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ゴールドトップのエイジド加工

ギブソンのゴールドトップのエイジングが終了いたしました。
いつもよりもクラックと緑青を多めに加工致しました。
作業内容ですが、最初から塗られていたゴールドの上に飴色のクリアーを入れ
汚れやムラを作り一本一本、丁寧にクラックを描いていきます。
その後に本物の緑青を墨入れし再びクリアーで閉じ込め終了です。
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ヘフナーリペア

このベースはネック外れや弦高に悩まされている方も多いはず。
思い切ってこんな事をしてもよいかも。
ネジ止めしちゃいます。
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弦高はブリッジを削ると弦がピックアップに当たってしまいますので、
リアピックアップを下げる為にボディーにザグリ加工をしてしまいます。
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加工後です。
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リペアやリフィニッシュなど

SUGIギター
フロントTE、リアはハムバッカーの2ピックアップでしたが、
弊社オリジナルのピックアップに交換。
ピックガードも作り直し致しました。
その他フレット交換です
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リフィニッシュ及びエイジド加工
ロッドナットはネックを外さなくても調整できる様にスポークホイールナット仕様に変更致しました。
フェンダー系の物は改造すると便利ですね。
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塗装ブース仕上がりました。

お正月は元旦から自分で大工仕事。
コンプレッサーのホースを引き、モニターや棚の取り付けをし
3日間でようやく塗装ブースが完成しました。
約3.5坪で十分な広さです。
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年末年始のお知らせ

休業期間:12月31日~1月3日まで。
4日からは通常どうりの営業になります。

Single coil pick-up 製作しました

お客様のリクエストによりストラト用 高出力ピックアップ
3タイプを製作しました。

お客様には実際に試奏して頂き、
各タイプ、キャラクターがはっきりしており判り易い、
好みに合わせて選択できるとのことでした。

来店して頂ければ全タイプ試奏可能です。

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上からType1 Type2 Type3

共通仕様
ポールピース  :アルニコ5 トールD仕様
コイル巻き方向 :CW(時計方向)
着磁      :Sトップ 450ガウス(ポールピースより3mmで計測)
ワックス浸透  :ビーズワックス(蜜ロウ)30%配合ワックスにて真空引きによる浸透
ボビン材    :バルカナイズドファイバー
配線      :米国製クロスワイアー

TYPE1 ”HOT ORANGE ”
コイル:フォームバー 42ゲージ  8800ターン 6.7kΩ

通常の太さのコイルを使用し、テンション緩めのオールドスタイルを
周到しつつもターン数を増やしたモデル

ストラトらしいキャラクターながらもパンチのあるサウンド
ポジションを選ばないオールマイティなタイプ
ブリッジポジションではアンプがクリーン状態ではもちろんカリカリ感はあるが、
オーバードライブ状態では十分なドライブ感が得られる。

TYPE2 ”RED WIND ”
コイル:エナメル   43ゲージ 12000ターン 12.0kΩ

通常より1ランク細いコイルを使用し極限までターン数を増やしたモデル

ワイドレンジで音圧が高く、ピッキングの強弱に対する反応が良い。
ブリッジポジションにおいても音の太さは失われず、また爽快感もあり。
アンプのゲインを上げていくとパワフルなオーバードライブサウンドが得られる。
低域ではザクザクとしたワイルド感もある。
センター or ブリッジポジションでキャラクターが際立つ。

TYPE3 ”Destroyer ”
コイル:エナメル   44ゲージ 14000ターン 16.7kΩ

通常より2ランク細いコイルを使用し、抵抗値は従来を凌駕する16.7kΩのモデル

これはハムバッカーか??と疑いたくなるほど図太いサウンド。
オーバードライブ時にはピックアップ内にディストーションがあるが如くブロー寸前まで歪む。
常に轟音感があり、低音のパワフル感が際立つ。
ノイズは若干上がる。
ブリッジポジションで真価を発揮する。

各ピックアップのインプレッション、及び音響特性については、
下記条件にて出力レベル、及び周波数成分を測定

使用機材
Guitar : Fender JPN ST57 メイプルネック
          出力レベル・周波数成分測定はブリッジポジション
 VOL:10 TONE:10

Amp    : Marshall JTM30(フルチューブ)
          出力レベル・周波数特性測定はクリーンCH
VOL・TONEは全て12時のポジション

周波数成分測定

5弦開放(Fig1)
メイン出力(107.7kHz)はTYPE2/3がコイル巻き数に比例して高い結果となった。
TYPE2は高調波成分が多く、これがザクザクとした感じの要因である。
Fig1
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2弦開放(Fig2)
以外にも一番ターン数の多いTYPE3の方がTYPE2より出力が小さい結果となった。
TYPE3の音の太さは中域のパワーによるものだろう。
Fig2
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2弦12フレット(Fig3)
TYPE3の高調波成分の多さが際立つ。
強烈な歪みはこの高調波より生み出される。
Fig3
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AWG44入荷致しました

AWG44コイルが入荷しましたのでご紹介いたします。
ストラトなどで16KΩ~18KΩ辺りまでは巻けるかと思っております。
実際にピックアップを製作し聞いた結果、シングルコイルの場合は
若干ノイズは上がりますが、ハムバッカーに近い音色になります。
リワインドお待ちしております。
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工房が新しくなりました

今までご利用していただきました皆々様のおかげで
この度10周年と同時に新規工房の建築
を行う事が出来ました。心より感謝申し上げます

1階の引っ越しを終えて先週から仕事をしております
工具や作業台など備品の買い物や設置などに時間がかかり
先月は仕事が出来なく忙しい日々でした(汗)
2階はまだ引っ越しが終わっておりません
リニューアルした建物は1階が木工、2階は商談ルームとなっており
気軽に立ち寄っていただけるような空間をご提供出来ればと思っております


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リシェイプとザグリ加工

シングルPUからハムバッカーへザグリ加工です
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リシェイプはこんな感じで
最初に指定された厚みまで頂点を削り
その後に丸く修正していく
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エイジド加工をして終了
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TEエイジング

■HISTORY製のテレキャスターがエイジド加工されるまで

元々ブロンドで塗られておりましたがウレタン塗料であった事と
色身がリアルではない為にボディー、ネック共に塗装をリフィニッシュ+エイジング!
木部に傷を付けない様に細心の注意を払いながらノミを使いパリパリと塗装を剥がしていきます
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ボディーには目止めとサンジングシーラーを塗装し下地までを完成させます
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指板の汚し作業終了
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下地が終了しホワイト+飴色クリアー
その後汚しと擦れの加工
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傷やクラック、汚れなどの加工
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仕上がりました
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