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ゴールドトップエイジド

先日仕上がったLPのエイジド加工です
リフィニッシュ及び塗装、パーツ類のフルエイジングになります
塗装剥離。このマホガニーでは通常よりも赤味の少ないマホガニーでしたので
茶系の色を乗せながら塗装で汚しを付け仕上げていく事になりました
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ブラスパウダーにクリアーを混ぜて吹きます
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その後に飴色クリアーに汚し
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クラックを描き込み、溝に本物の緑青を隅入れ
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出来上がりです
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オリジナルの塗装

個性的な色で仕上がりました
トップの色はクライスラーのカラーチャートから調色、サイプレス"グリーンメタリック。
3本ラインはメサタンとアメリカの50年代カラーでまとめております
バック、側面、ネックではブラス粉末にクリアーを入れて作った塗料で吹いたゴールド
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館林市芸術文化祭

地元でアマチュアバンドコンサートが行われます
入場整理券が必要になりますので足を運んでいただける方は
info@m-pred.co.jpまたは0276-75-7681までお問い合わせください

開催:2014年9月14日(日)
会場:館林市三の丸芸術ホール
開場:11:30分
開演:12:00分(正午)
入場料無料(全席自由/要入場整理券)


ネック折れ修理

335のネック折れ修理です
■修復前
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綺麗に割れれば補強はしなくても修復は可能です
また間違って瞬間接着剤などで簡易的に接着してしまいますと
また割れてしまいますし、次にタイトボンドなどで接着する際には付きが悪くなってしまいますので
割れたらいじらずにそのままで持ってこられるのがベストです
■接着及び下地塗装
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■修復後
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お知らせ

弊社で製作しましたDUO SONICをデジマートに掲載致しました
アッシュボディーにカーリーメイプルネックと大変珍しい仕様になっております
http://www.digimart.net/cat01/shop4943/DS02462341/

■お盆休みはいたしません
通常どうりに月曜日になっております

リフィニッシュ仕上がりました

レイクプラシッドブルーのストラト
お客様立ち会いの下で塗料を調合致しました
微妙な色でも納得のいく色が出せます
来ていただければその場で塗料は作ることもできます
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60年代のプレベのリフィニッシュです
艶消しでの仕上がりとなりました
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FRANKEN カラーに塗り替え。結構格好良いですよ
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ロゴインレイ

エム・プレッドのパールインレイを製作しました
弊社で製作された方でヘッドがブラックのみです
掘りこんでパールインレイを入れます
オーダーギターのご注文お待ちしております
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メロディーメーカーを考える

シングルカッタウェイのメロディーメーカーを制作するか
現在色々と研究、実験中です。目指すところは50年代!
当時の情報は現物を舐めるように見ながら予想とテストを
繰り返し探っていくしかありません
先ずはピックガードの素材から
下の画像が今回サンプルで揃えた端材で左から
ABS、布ベーク、黒ベーク、塩ビの4種類
同じ樹脂であっても質感が全く違い出来上がりに左右される
ABSは表面が若干凸凹し艶もベークと塩ビの間くらい
布ベークは布の柄が出ていて、らしくない
塩ビも見た目はガラスの様で綺麗だが質感がギターには合わず安っぽくなりそうだ
ヴィンテージと比較しても、やはり黒ベークが一致した
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塗装
メロディーメーカーでもアニリンダイを使っていると予想される
何故ならトップ面のイエローには目止めが薄らと赤茶に浮き出ているからだ
これはアニリンダイ染めをした後にイエローの被膜まで滲み出てきたからだと考えられる
アニリンダイの特徴は上の塗装被膜まで滲んでしまう事だ
レスポールなどでもコンパウンドで磨くと布に赤く付く事があるかと思う
そんな時はアニリンダイ塗装と知っておこう
実験結果はこうである
アニリンダイ染めをした後にイエローを木目を潰すまで塗装をする
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通常はイエローを塗ると木目も潰れてしまうのだが導管に詰まったアニリンダイだけが
滲み出て綺麗な木目が浮き出てくる
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バーストを塗装するとこんな仕上がり
塗装をしたての新品ではくっきりと目止めが見えるが、経年変化でアニリンダイが退色し
現在残っているヴィンテージの様になるのではないかと考えられる
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と、ここまで色々な実験はしてきて分かってきたが
いずれにしても仕上がりの質感が大切なので納得のいく手法と材料が手に入らなければ
制作も中断することになりそうだ。今後は木材調査が課題になりそう




アーチ加工

レスポールのアーチ加工です
例えヒスコレであっても、まだまだな部分があり気になってしまいますよね
素材自体は良い物ですので手を加えていけば理想どうりのギターに仕上がります
と言う訳で加工のご紹介です
ヴィンテージは掘りが深くエッジが立っている感じ
ですので2ミリ程度ですが掘り下げていきます

■豆鉋を使い粗削り
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■次に良く研いだスクレイパーで綺麗なRに仕上げていきます
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■仕上げは蛍光灯の光を利用し角度を変え
陰影を確認しながら綺麗なRに削っていきます
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このギターではリフィニッシュ(アニリンダイ)・アーチ加工・ポジションマーク入れ替え・サイドポジ鼈甲交換
ロングアンカー交換・ヘッド形状修正、ロゴ入れ替え
とフルヴィンテージ仕様へと変わっていきます

グレコSGベースPUリワインド

グレコのSGベースのリワインドです
特殊な形状でパーツ交換が容易ではないピックアップなどは修理が必要です
リワインドは出来る限り音質をオリジナルと同じにする為に
ワイヤーの被膜を同じ種類で選択し、元のコイルと同等の厚み(8000回転程)を巻いていきます
断線されたコイルを取り去り、リワインダーと言うコイルを巻く専用の機械で巻いていきます

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ポッティングをし配線、出力されているか抵抗値をテスターで計測。
完成ですDSC01103.JPGDSC01101.JPG

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