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下地の塗装

前回の続きです
塗装を剥がした後に丁寧に木地調整をし下地を吹いていきます
下地を吹いていないボディーと比較しますと質感や色が全く別物になりますね
DSC01362.JPG


またマホガニーは導管が開いて凸凹が多い為、目止めの
作業に時間が掛かります
画像は目止めの処理をしたマホガニー
DSC01361.JPG


■塗料の厚みと色の関係について

先ず厚くなってしまいがちなのがメタリックです
メタリックはアルミの粉末ですので通常の塗料よりも分厚くなり
アルミ粉で凸凹になった表面を平らにするためにクリアーも厚く塗らなければなりません
ですので基本的にはメタリックの極薄はあり得ません
次に厚いとされる色は木目を潰したホワイトです。塗装下(木目)を隠す為には厚く塗らなければなりません
木目を潰した色に関しては比較的厚くなりがちですがブラックは隠ぺい率が大きく薄くも出来ます
スプレー缶などで試してみるとすぐに分かりますが木材にホワイトを塗ると1度では木目が潰れず
何度も吹かなければならないのに対してブラックは1度で木目を隠すことができます
基本的に薄く塗れる色はサンバーストやナチュラル系の色に限ってしまいます

■ヴィンテージの皮膜は薄いのか?
極薄の皮膜を見たことありません・・・
と言うのも皮膜の厚みの基準がありませんし色に応じて厚みが変わるので
薄いか厚いか判断するのは難しいのですが
極薄から比べますと厚い皮膜となりポリ塗装に比べると薄いとなると思います
従ってヴィンテージは中程度の厚みと言えるのではないでしょうか?
















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